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平成25年度島根県障がい者就労支援ネットワーク強化・充実事業 障がい者雇用促進研修会 レポート

平成25年度島根県障がい者就労支援ネットワーク強化・充実事業 障がい者雇用促進研修会 まとめ

1.日 時:平成25年10月25日(金) 14:00~16:00

2.場 所:大田商工会議所 2階 会議室

3.参加者:13企業(17名) 12機関(14名) 計31名

4.主 催:大田障がい者就業・生活支援センター ジョブ亀の子
      石見大田公共職業安定所
      浜田公共職業安定所川本出張所

5.内 容

① あいさつ

大田障がい者就業・生活支援センター ジョブ亀の子  
所長 森山 康仙

② 障がい者就業・生活支援センターについての説明

大田障がい者就業・生活支援センター ジョブ亀の子
主任就業支援員 黒田 恵美子

ジョブ亀の子は島根県に7つある障がい者就業・生活支援センターの一つで、大田市・邑智郡の圏域を担当している。登録者の合計は在職中・求職中・その他合わせ168人で、年々増加傾向にある。障がい者に対する相談・支援件数は月に約300件。
また、「パキラ」という職場定着促進のための在職者の交流会を年に4回行っている。ここでは仕事に関する勉強会を行い、その後、カラオケやボーリングなどストレスを発散できるようなことを企画している。今年度は他圏域の障がい者就業・生活支援センターと合同で行っており、情報やコミュニケーションの幅を広げることができた。
さらに、各自立支援協議会・就労支援部会について報告する。
大田市の取り組みで特徴的なものは、新規受け入れ事業所様に市長名で感謝状を贈呈させていただいている。そして、障がい者雇用の生の声現場の声を聴いて頂く場を設けるため、一般就労体験発表会を開催している。
美郷・川本町では障がい者就労の課題整理を行い、町内事業所へアンケート調査を実施している。

③ 講演 「障がい者雇用を推進するためには」

愛媛県新居浜市
就労支援(A型)事業所スマイルラボ 管理者 渡邊 誠一 様

スマイルラボではしいたけ栽培と不要になったバイクを解体し、洗浄した部品をヤフーオークションに出品する二つの事業を展開している。従業員は約30名おり、平均すると一人につき、週に20時間の労働時間で月に5万程度の賃金で雇用している。また、日々の業務のなかで従業員の方々の適正を観察し、一般就労へ送り出すことも考えているという。
今では円滑に事業を展開するスマイルラボも最初のうちは障がい者の方との接し方が分からなかったり、しいたけを卸す先がみつからなかったり、人間関係や資金面での苦労も絶えなかったという。      
また、DVDを鑑賞し障がい者雇用の実際をみせていただいた。内容としては実際どのような方がどのような職業についていて、その方について雇用主の方がなにを思って、なにを期待しているかということが良く分かるものだった。
最後に、渡邊さんは参加者の方々にA型事業をやってみたい方がいれば是非挑戦してほしいとおっしゃっていた。渡邊さんが経験したような苦労はもちろんつきものかもしれないが、働きたい障がい者が増えていくなかでそういった方々を受け入れ、個性を尊重しながら磨き上げるA型事業所はやりがいのある事業であると話されていた。

④ 障がい者雇用による支援制度・助成金について

石見大田公共職業安定所  就職促進指導官  布野 由美 様

別途資料あり。
障がい者雇用の現状、障がい者雇用に関する支援制度、一般就労へのステップアップ、障がい者チャレンジ事業、障がい者雇用のための助成金制度について説明していただく。
         
5.最後に
スマイルラボ管理者渡邊誠一様、石見大田公共職業安定所の布野由美様、御参加いただいた事業主、関係機関の皆様ありがとうございました。

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