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平成30年度 第1回障がい者就業・生活支援センター事業連絡会議 報告

1.日 時:平成30年6月29日(金) 13:15 ~ 16:00

2.場 所:あすてらす 3階研修室1・2

3.参加者:32機関 40名 スタッフ5名  合計45名参加

4.主 催:大田障がい者就業・生活支援センタージョブ亀の子

5.内 容
●挨 拶

大田障がい者就業・生活支援センタージョブ亀の子  所長 黒田 恵美子

●大田障がい者就業・生活支援センタージョブ亀の子 状況報告
 ① 平成29年度実績・状況報告について  所長 黒田 恵美子
 ② 平成30年度年間計画について  就業支援員 川上 奈津美

●情報提供・状況報告
① 島根労働局 職業安定部 職業対策課 山本様
・ 平成29年度障害者職業紹介状況
・ 平成30年度4月より障害者雇用義務対象に精神障害者が加わる
・ 障害者トライアル雇用に関する助成内容の拡充について
・ 障害者雇用対策助成金支給状況
・ 障害者に対する差別の禁止、合理的配慮の提供義務について

② 島根県 健康福祉部 障がい福祉課 福田様
・ 平成30年度障がい者就労支援事業
・ 島根県障がい者就労に関するデータ
・ 障がい者の自己理解支援スキルアップ事業について

③ 島根県 商工労働部 雇用政策課 佐々井様
・ 障がい者の雇用促進・安定事業の概要(平成30年度計画)
・ 平成29年度障害者の態様に応じた多様な委託訓練 実施状況
・ 平成30年度開講予定の訓練コース

④ 島根障害者職業センター 米田様
・ 島根障害者職業センター 業務実施状況(平成30年度3月末現在)

⑤ 石見大田公共職業安定所 松下様
・ 平成29年度障害者職業紹介業務取扱状況・雇用状況

⑥ 浜田公共職業安定所川本出張所 河内様
・ 平成29年度障害者雇用対策業務取扱状況

⑦ 島根県立東部高等技術校 小塚様・浅津様・原様
・ 平成30年度6月末現在の就職・入校・定着状況
・ 平成29年度「障がい者委託訓練」実施結果、30年度実施状況

⑧ 島根県立西部高等技術校 得能様
・ 平成29年度訓練実施状況

⑨ 島根県 県央保健所 佐藤様
・ 精神障がい者社会適応訓練について
     
⑩ 大田市役所 地域福祉課 桑野様
・ 就労移行支援の流れ(就労継続支援B型利用にかかるアセスメント)について
・ 大田市自立支援協議会(障がい者就労支援部会)について

⑪ 美郷町役場 健康福祉課 湊様
・ 就労支援部会は開催していないが、地域の関係機関で集まり連携を取れるような機会を設けている。
・ 業務委託として、みさと館の清掃(月2回)や広報誌の配布(月1回)、封筒・名刺作りなどを実施しているが、就労に関してこれ以上の業務委託を行うのは難しい。

⑫ 邑南町社会福祉協議会 植田様
・ 邑南社協生活困窮者自立相談支援フローチャートについて
・ 県社協主催の福祉教育推進セミナー(8月6日開催)について

⑬ 島根県立邇摩高等学校 今田様
・ 特別支援に関わる年間スケジュール(平成30年予定)について
・ 現在、通級による指導を受けている生徒は、3年生4名、2年生5名。1年生については、候補の生徒も含め31名。特別支援コーディネーター3名を配置。
単位修得、本人や保護者の障がい受容などの課題はあるが、関係機関と連携しながら支援を進めていきたいと考えている。

【質疑応答】
はあもにぃはうす 平野様
・ 就労移行支援の流れ(B型アセスメント)について、対象者の担当者会議とモニタリングはどのタイミングで実施するのか?
 → 担当者会議は就労移行支援事業所の利用期間(3~5日間)、モニタリングはアセスメント結果報告会のタイミングに合わせて実施する。


●社会福祉法人亀の子 遊亀館より

① 就労継続支援A型事業所、就労移行支援事業所における「取り組みや事例について」
② 遊亀館(就労継続支援A型、就労移行支援)見学会について(案内)

【質疑応答】
愛香園 三浦様
・ 愛香園でも配食サービスを実施しており、作業場所は厨房と配膳室が一緒になっているが、遊亀館の作業場所はどうなっているのか?
 → 厨房と配膳室は別々になっている。

・ 弁当の配達先は個人宅のみか?
 → 毎週水曜日と毎月10日、20日はまちづくりセンターなどの配達も行っている。

石見養護学校 勝部様
・ 就労移行支援事業所のプログラムやカリキュラムはどのように実施されるのか?
 → プログラムは本人の状況や希望に合わせて実施する。メモ帳づくりや字の書き方など個々でプログラムを選んでいただき実施するものもあれば、ロールプレイやミュージックケアなど集団で実施するものもある。

サポートセンターおおち 平様
・ 就労継続支援A型の作業について、利用者の個人差がある中でどのように作業の振り分けを行っているのか?
 → まずは基本的な作業に取り組んでもらい得意・不得意を把握したうえで、個々の能力に合わせた作業を提供している。

ウィンド 野村様
・ サービスを利用する中で、アセスメントや定期的な見直しはどのタイミングで行っているのか?
→ 雇用更新のタイミングに合わせて行っている。

【関係機関の皆様より頂いた感想】

  • 関係各所がこれほど多く集まり、何をしているのかの実態が分かって良かった。

  • 色々な立場の方との顔つなぎができ良かったです。

  • 具体的な数字を教えていただき、勉強になりました。

  • 商工会議所や普通高校などが定期的に参加されており、地域でのネットワークが拡大したように感じます。

  • 関係機関が多いので難しいかもしれませんが、具体的なケース事例等(なるべく関わりの多いケース)を取り上げながら、「こういう事態に対して、こういう処遇をした、そのときにはこういう連携をとった」というような話ができればと思いました。どの機関がどのような強みを持っていて、どこが弱いのかを知りたいと思いました。

  • 事業所の取り組みやサービスの様子が分かるような場があると良いと感じました。

  • 遊亀館の説明を聞かせていただく中で、学校在学中にできること(身につけておきたい力など)を改めて考える必要があると感じました。

  • 遊亀館の事例はとても分かりやすかったです。学校にいる生徒を思い浮かべながら聞かせていただきました。

今回、ご参加いただきました多くの関係機関の皆様、ありがとうございました。

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