【日　時】　令和6年1月23日（火）　14：00 〜 16：00

【場　所】　島根県男女共同参画センター あすてらす１階ホール

【主　催】　大田障がい者就業・生活支援センタージョブ亀の子
　　　　　　大田市障がい者自立支援協議会就労支援部会

【参加者】　78名

挨 拶：
大田市 副市長 船木 三紀夫氏

感謝状贈呈式：

職場実習を新規に受入れされた事業所へ大田市副市長より感謝状贈呈（10事業所）
当日は６事業所出席 「」は各社のコメント内容

一宮酒造有限会社

「勤務態度とてもよく、助けていただいた。酒づくり時期に受け入れたい。」

イワタニ島根株式会社

「実習を受け入れたことで、会社側も学ぶことがあった。」

石見ワイナリー株式会社

「ぶどう収穫後の片付けをした。機会があれば受け入れたい。」

大田青果株式会社

「以前から受け入れしている。得意なことを把握して、求めすぎず自信をもってもらえるような対応している。」

株式会社サクセス山陰道の駅ごいせ仁摩

「楽しんで実習してもらえるよう工夫した。まじめで、伝えたことはきちんとしていただけた。」

社会福祉法人放泉会

「受け入れ側も勉強になり良い経験をした。法人内には他の事業もあるため、今後も受け入れたい。」

〈４事業所欠席〉
株式会社フーズキング大阪王将大田店、株式会社サンキ、大田ソーイング株式会社、有限会社ドリームシステム ドリームデイいろり （欠席事業所へは１月３０日に訪問して贈呈）

趣旨説明：
大田市 地域福祉課障がい者福祉係 持田 結貴氏

内容：

発表

• 会社は客のためにある。急な仕事の変更が苦手な人も多いが理解してほしい。
• 障がい者が従事している業務は多岐にわたり、体力が必要。規則正しい生活ができることが大事である。
• 自分で生活できる能力を身につけるため、生活費を親と一緒に調べてみよう。
• 職場では、あいさつ、報告、連絡、相談をきちんとする。質問をする勇気も大事。
• 企業側の心得について、指示の出し方は具体的に復唱させ、理解度を確認する。
• 感謝の気持ちをもっていると、かわいがってもらえる。いろんな人に支えられて生きていることに感謝しましょう。

• 企業理念は障がいのある方も安心して長く、共に生き生きと働ける職場を目指して、意欲のある障がいのある方の能力を発揮できる場を創出し、社会参加と経済的な自立を支援する。
• 人材活躍推進課の役割は障がい者雇用と定着支援。採用にあたっては、マッチングのミスをなくすために見学、実習、面接を実施している。
• 定着支援では、定期面談以外に突発面談を設け、様子がおかしいなどの情報を得た際に実施している。
• 合理的配慮として、トイレや手すりの設置や、出勤時間の配慮、勤務時間の短縮などを実施。また、障がいの特性と接し方教育などの社員教育も実施している。

• 出雲養護学校を卒業後、福祉就労で訓練を重ね、何事にも前向きに取り組めるようになった。広島アルミニウム工業大国工場でチャレンジ実習をさせていただき、経験を重ねる中でやりがいを感じ、職場の雰囲気もよく、ここで働きたいと強くおもうようになり、平成３０年１１月より雇用していただく。
• 上司より正社員にならないかと声をかけてもらい、試験に向けて苦手なことにも努力を重ね試験に臨み見事合格。広島アルミニウム工業に入社してから、２つの目標が達成できた。

質疑応答：

質問①「仕事で困ったときは誰に相談しますか？」
池田氏「同僚に相談し、それでも分からない時は上司に相談します」

質問②「病気によって最初にお願いする配慮は違うと思うが、例えば、どのようなことを頼まれますか？」
森本氏「腰痛や膝痛のある方は重たいものを持たない。視力低下のある方には、左から声をかける配慮をした。」

質問③「就労をめざす人へのメッセージをお願いします。」
森本氏「一人で悩まず、勇気をもって積極的に声をかけてください。」
坂本氏「いろいろな職種を経験して、自分にあった仕事を見つけて欲しい。」
池田氏「人とのふれあいを大切にし、日々感謝の気持ちを忘れずに過ごしてください。」
森山氏「仕事をするうえで不安はあると思うが、一生懸命努力すれば誰かが手を差し伸べてくれるので頑張ってほしい。」